院長　宮谷史太郎

執筆著書

Relationship between Cnm-positive Streptococcus mutans and cerebral microbleeds in humans.　Oral Diseases (2015) 

コラーゲン結合能を有するう蝕と脳血管疾患・認知症が関連！？　ザ・クインテッセンス（2019. 2月号）

はじめに

　はじめまして、宮谷歯科医院 院長の宮谷史太郎と申します。この度、比叡山のふもとである滋賀県大津市下坂本にて開業させていただくこととなりました。
　2024年現在、滋賀県内唯一の臨床歯周病学会認定医であり、県内数少ない『歯周病や咬み合わせの予防・治療』を行える歯科医院として、京都・大阪で学んできた専門性の高い歯科医療を多くの方々に知っていただき、提供していきたいと思い、この地で開業いたしました。
　そのような想いから私自身を少しでも知っていただきたく、自己紹介ページを作成いたしました。ご興味を持っていただけた方は、ぜひ最後までご一読ください。

『咬み合わせ治療』の大切さを学んだ
押谷歯科医院での経験

　私は大学を卒業後、卒後研修や大学院を経て、今の自分の未熟な治療技術や浅い知識と経験をどうすれば解消できるかと考えていました。その時、勉強の出来る歯科医院があるとのことでご紹介いただき、“押谷歯科医院”で勤務させていただくこととなりました。
　院長 押谷敏之先生は、周りの先生方の評判通り、自分の治療に信念を持っておられる素晴らしい先生でした。その先生の下で全顎的な『咬み合わせの治療』を中心に、治療技術や知識を教わりました。また、それだけではなく医療や患者様に対する姿勢も学ぶことができました。

『歯周病・インプラント治療』
専門施設との出会い

　押谷歯科医院で『咬み合わせの治療』を学んでいく中で、歯の土台となる歯ぐきやアゴの骨の治療ができる『歯周治療』にも興味をもつようになりました。そこで、歯周治療の専門施設で学びたいと思うようになり、ごくわずかの施設を尋ねて回り、歯科界で有名な先生からご紹介いただき、歯周病・インプラント治療の専門施設で勤務させていただくこととなりました。

『日本歯周病学会 認定研修施設』
のぶとう歯科医院での修行の日々

　日本歯周病学会 認定研修施設である“のぶとう歯科医院”では、院長 信藤孝博先生をはじめ、その下で働くスタッフの方々の治療レベルや仕事に対する意識が高く、そこに通われる患者様の歯科に関する知識が豊富でした。また院内のシステムも洗練されており専門性の高さを感じました。
　そのような専門性の高い歯科医院を築きあげてこられた信藤先生の下、『歯周病の予防や治療』、咬み合わせ治療にも関わってくる『インプラント治療』の技術や知識を学び、経験を積ませていただきました。そして、開業後約40年以上の歴史がある歯科医院であり、様々な治療後の長期にわたる経過症例の扱いや問題が起きた時の対処法を多く学べました。
　また専門性の高い歯科医院であることから、他院では治療が難しいと言われた方も多く来院され、そういった症例を多く手がけることができ、それらを治癒に導けたことも自分にとって貴重な経験となりました。
　歯周病学分野において日本のみならず、世界でも有名な信藤孝博先生の下で治療技術などの臨床だけでなく、基礎、研究、教育と幅広い分野を学ぶことができました。

宮谷歯科医院開業に込めた想い

　今までに自分に関わってくださったすべての“ひと”や“こと”が今の私を創り上げてくれています。押谷歯科医院、のぶとう歯科医院という日本の歯科界の名門で学んできたこの技術やノウハウを、今度は自分が自分の想いものせて、今も私を創り上げ続けてくれている社会に還元していきたいと思っています。そのためにはこの医院に関わってくださる方々を『幸せにする』ことが大切だと考えています。根拠のある医療、専門性の高い医療を提供することはもちろんのこと、皆様が幸せになるような医療が提供できるよう、考え、模索し、日々たゆまぬ努力をしていきたいと想っています。

経歴

• 京都私立 平安高等学校卒業（現 龍谷大学附属平安高等学校）
• 日本歯科大学 新潟生命歯学部卒業
• 京都府立医科大学附属病院 歯科・口腔外科入局
• 京都府立医科大学大学院 保健・予防医学教室にて地域保健医療疫学を学ぶ
• 押谷歯科医院（京都市内）にて押谷敏之先生に師事し全顎的な『咬み合わせ治療』を学ぶ
• 医療法人 のぶとう歯科医院(吹田市内)にて信藤孝博先生に師事し『歯周病の予防と治療』および
  咬み合わせ回復のための『インプラント治療』を学ぶ
• 2025年 宮谷歯科院開業予定