治療経緯
他の歯科医院にて歯を抜いた後、インプラントを入れることが出来るアゴの骨があまりないので、インプラントは難しいと言われ、専門的な治療でインプラントはできないかと患者様からご相談を受けました。
初診時のお口の中の写真とレントゲン写真
左下糸切り歯の歯を抜いた部位は、ほほ側の歯ぐきがなく、歯ぐきが深く凹んでいました。レントゲンを撮ると、確かにインプラントを入れることが可能なアゴの骨がありませんでした。
しかし、患者様は『インプラントを入れることの出来るアゴの骨がないのは分かるが、できるならインプラントにしたい。』とインプラント治療を希望され、特殊な治療も含むインプラント治療を行うこととなりました。
治療後のお口の写真とレントゲン
今回インプラントを入れる部位にアゴの骨がなかったため、人工骨を用いてアゴの骨を造り、そこにインプラント治療を行いました。外科手術を伴う治療でしたが、治療後3年が経ち、3ヶ月に1回の定期検診で特に追加の治療もなく、良好に噛めていらっしゃいます。
治療前・治療後の比較写真とレントゲン
歯のない部分にインプラントが入り、歯ぐきの凹みなどが改善し、見た目も改善しました。レントゲンでは明らかにインプラントを支える骨ができているのがわかります。患者様は、他院ではインプラント治療が難しかった部分にインプラントが入り満足されていました。
治療の詳細
患者様の年齢・性別 | 51歳・男性 |
主訴 | 他院にてインプラント治療は難しいと言われたがインプラントはできないか |
治療内容 | 歯周治療(骨造成) 咬み合わせ治療(インプラント) |
費用 | 約60万円(保険治療費は含まれない) |
期間 | 約1年 |
リスク・副作用 | 治療後の定期検診はしっかり通っていただかないと、インプラント周囲に炎症が 生じ歯周病になるなど、様々なトラブルが起る可能性があります |